I型キッチンってどんなキッチン?特徴やメリットなどをまとめてみた!
これから水回り設備をリフォームしたいと考えている人に、今回の記事はおすすめです。キッチンの耐用年数が過ぎてしまう前にキッチンのリフォームを検討している人もいるでしょう。今回紹介するI型キッチンは多くの賃貸マンションで採用されているキッチンです。コンパクトでシンプルなので、すっきり見せたい人におすすめです。
I型キッチンの特徴とは
シンプルな形状で一度は目にしたことがある馴染みのキッチンです。こちらのキッチンは現在でも人気を集めています。
シンプルな形状のキッチン
シンク、コンロ、調理スペースが一直線に並んでいます。すべてのキッチンの基本形といわれていて、シンプルな形状が特徴的です。壁に取り付けるタイプだけではなく、人気を集めている対面式のキッチンにも見られます。
安く設置できる?I型キッチンのメリット
メリットを3つ紹介します。キッチンの購入費用を抑えたい人におすすめです。また、自分の生活スタイルに合わせたキッチンを選択しましょう。
コンパクトに設置できる
キッチンが直線的になっているので無駄がありません。そのため、コンパクトに設置できるようになっています。賃貸マンションで多く採用されているのはこのためです。キッチンスペースをコンパクトにすることで、ほかのスペースを広く見せられます。
そして、注文住宅でも壁付けのスタイルを採用すれば、調理する人が動けるだけのスペースがあれば問題ありません。キッチンのスペースを狭くすることで、ダイニングのスペースを広く確保できるようになります。
アレンジが自由にできる
壁付けのスタイルが以前から採用されていました。最近では対面式のキッチンが人気を集めています。こちらは、リビングで過ごす子どもの様子を確認しながら調理できるので、親は安心して調理できます。また、子どもも親に見守られながら遊ぶだけではなく宿題などもできるので安心です。
壁付けのスタイルでは目を合わせてコミュニケーションをとるのが難しいですが、対面式のキッチンでは目を合わせてコミュニケーションがとれるので、親子の絆も深まるでしょう。子どもがいない夫婦だけで生活を送るときは壁付けのスタイル、子どもが産まれると対面式のキッチンというように、家族構成の変化に応じてキッチンをリフォームするのもおすすめです。
設置費用が安い
スペースが広くないので、間取り変更などの工事が発生しません。そのため、設置費用を抑えられます。シンプルな構造なので材料費や工事費を抑えられるぶん、余った予算でパントリーなどの収納ボックスを購入するのもよいでしょう。
ただし、パントリーは1~2畳程度のスペースが必要なので、実際に使用するのが明らかな場合のみ購入しましょう。使用頻度が高くない食器や調理器具を収納するのに便利ですが、適切に使用しないとクローゼットの収納スペースと変わらない使用方法になってしまいます。
I型キッチンのデメリットとおすすめのレイアウト
デメリットを2つ、おすすめのレイアウトを3つ紹介します。自分に合う方法を取り入れてください。
作業動線が非効率になりやすい
シンクとコンロの距離が遠くなると、材料を炒めるときや茹でるときなどに不便です。そのため、あまりにも大きすぎるキッチンは非効率になるので気を付けましょう。
複数人で調理したいときに不向き
子どもと一緒に調理したいと考えている人には適していないかもしれません。その場合はU型キッチンやL型キッチンがおすすめです。とくに、キッチンスペースが狭いときは向いていないでしょう。
ワークトライアングルを意識したレイアウトにする
シンク、コンロ、冷蔵庫が三角形になるようにレイアウトしましょう。このように設置することで作業動線が効率的になります。シンク、コンロ、冷蔵庫が一直線では同じところを何度も移動することになるので、テンポよく調理するのが難しくなります。間取りの関係でワークトライアングルが難しい場合は、壁付けのスタイルではなく、キッチンの一部を壁付けにする方法や壁に面さないように独立させる方法もあります。好みに合わせて選択してください。
カウンターで形状をアレンジしたレイアウトにする
カウンターをキッチンの前に設置するとⅡ型キッチンのようになります。カウンターをキッチンの横に垂直に設置するとL型になります。このように、キッチンがI型のままでもカウンターの配置を変更するだけで、自分が望むスタイルを作り上げられます。
空間に馴染みやすいように壁に取り付けるスタイルにする
キッチンが孤立しないように、室内のインテリアと統一感を持たせるようにしましょう。リビングやダイニングと馴染むデザインにするとよいでしょう。
まとめ
以前から販売されているI型キッチンは、シンプルな形状なので自分なりのアレンジが楽しめます。また、そのほかのキッチンとは異なり、スペースをそこまで必要としないので狭いキッチンスペースでも問題ありません。子どもの成長に合わせてスタイルを変更させることも可能です。リフォーム費用を抑えたい人や、シンプルな形状のキッチンで調理したいと考えている人は、こちらを選択してみましょう。