梅雨時期でも洗濯物を乾かしたい!リフォームで浴室乾燥機を設置しよう
洗濯物を干したいけれど、梅雨の時期は洗濯物が乾かなくて困っているという人は多いです。そこで、リフォームの際に浴室乾燥機をつけると、梅雨時期に洗濯物が乾かないという悩みを解消できます。近年の浴室乾燥機にはさまざまな機能を完備。浴室乾燥機をリフォームで取り付けたい人は、どんなメリットがあるので理解しておきましょう。
浴室乾燥機は便利?かしこく活用しよう
浴室乾燥機はさまざまな悩みを解消してくれます。こちらで浴室乾燥機の便利性と活用法をご紹介しましょう。
洗濯物を屋外に干したくない人におすすめ
屋外に洗濯物を干すと、花粉や排気ガスなどが洗濯物に付着する可能性があります。そのため、晴れていても屋外ではなく室内に洗濯物を干す人が増えているのです。最近では室内干し用の洗剤などが販売されていますが、洗濯物が生乾きの状態であれば異臭がします。そのような状態で衣服を身に付けたくないと考える人もいるでしょう。浴室乾燥機は、このような悩みを解消したい人におすすめです。
天気にかかわらず洗濯物を洗いたい人におすすめ
悪天候の日でも洗濯したい人もいるでしょう。洗濯物が溜まってしまうとその分、洗濯が大変になります。浴室乾燥機があれば自分の都合に合わせて洗濯できるので、仕事が休みの日や時間が確保できるときに、有効に活用しましょう。
腰痛に悩んでいる人におすすめ
洗濯物を干すのに苦労する人もいるでしょう。大がかりな洗濯物を干すだけで腰に痛みが走る人もいます。洗濯機とバルコニーの往来もつらくなります。そのような人は洗濯機の近くにある浴室で洗濯物が干せるようになるだけで、身体的な負担は軽減されます。
浴室のカビに悩んでいる人
浴室が1階にある人や風通しが悪い場所に浴室がある人にとって、油断していると発生しているのがカビです。カビは見た目が悪くなるだけではなく、呼吸器疾患などを引き起こす可能性があります。赤いカビの状態を放置していると、黒いカビに変化することも。そのような状態のまま放置するのは衛生環境上よくありません。浴室乾燥機を備え付けることで、カビの発生が抑えられるのです。
浴室乾燥機にはさまざまな種類がある
浴室乾燥機にはさまざまな種類があります。こちらでは主な3つの種類を紹介。それぞれの特徴を確認してみましょう。
電気式
電気式の浴室乾燥機は、比較的簡単に設置できます。しかし、浴室の室温を高めるのに時間がかかってしまうので、稼働日数が多くなるとランニングコストがかかってしまうでしょう。
ガス式
ガス式の浴室乾燥機は、ガス給湯器に接続されています。浴室の室温を高めるときは時間を要しません。使用したいときにすぐに暖まるので便利です。反面、室外機を屋外に設置する必要があるので初期費用がかかってしまいます。
灯油式
灯油式の浴室乾燥機は、素早く浴室の室温を高められるというメリットがあります。しかし、室外機がガス式よりも大きくなるので、設置スペースの広さが必要です。
どの浴室乾燥機が最適か考えよう
リフォームする前に、浴室乾燥機の機能を確認しておきましょう。さまざまな機能がたくさん備え付けられていると魅力的ですが、その分だけ料金も割高になります。本当に自分が求めている機能を見極めましょう。
機能も確認する
最近は、さまざまな機能が備え付けられている浴室乾燥機が販売されています。たとえば、夏場は浴室の暑さを解消するために涼風機能を使用できるのです。また、衣類脱臭機能が備え付けられているものでは、部屋干し特有の嫌な臭いを防止できます。
そして、カビの発生を抑える機能やミストサウナの機能まであるものも。部屋干しを快適にする機能だけではなく、充実した機能が備え付けられているので、自分が求めている機能があれば購入しましょう。
予算の範囲内で取り入れる
浴室乾燥機には電気式、ガス式、灯油式の3つの種類がありますが、初期費用やランニングコストはそれぞれ異なります。そのため、あらかじめ費用のシミュレーションを行うようにしましょう。初期費用が抑えられるという理由だけで購入を決めてしまい、ランニングコストが予想以上に発生したということにならないようにしたいものです。この際、耐用年数も頭に入れておくと、メンテナンス費用なども考えられるようになります。
浴室乾燥機は高い?電気代を節約しながら使うコツは?
浴室乾燥機は決して安くはありません。そのためにも、電気代を節約しながら上手に洗濯物を干すように心がけることが大切です。こちらで節約しながら使用するコツをご紹介します。
浴室乾燥を効率よく使用する
浴室乾燥の機能を毎日3時間使用すると、1か月でおよそ4,000円の電気代が発生します。3時間で洗濯物が乾くと問題ありませんが、3時間で乾かなかった場合は、それ以上の電気代が発生することになるでしょう。そのため、部屋干しと併用するのがコツです。
電気代の安い時間帯に使用する
日中のほうが夜間よりも電気代が割高になるのが一般的です。そのため、夜間に洗濯物を干すようにしましょう。この際、電力会社の料金プランを参考にしてください。
室内の水滴を取り除いてから使用する
洗濯物を干す前に浴室の湿気を取り除きましょう。できる限り水滴をなくすことで、洗濯物が乾きやすくなります。
まとめ
浴室乾燥機は、梅雨の時期に洗濯物が乾かないという悩みを解消してくれます。また、浴室にカビが生えるのを抑えることも可能です。生活の質が向上するので予算の範囲内で浴室をリフォームしましょう。初期費用とランニングコストをシミュレーションすれば、自分に適した浴室乾燥機を選択できるでしょう。電気代を抑えるためにかしこく使用することをおすすめします。